自閉症の子供を理解するための学校公開

令和元年11月9日(土)に、「自閉症の子供を理解するための学校公開」を開催しました。「自閉症の子供を理解するため」と銘を打っているように、一般の方に学校に訪れていただく機会を提供し、自閉症の子供に対する理解を深めていただくとともに、地域社会における学校の認知度を高めることをねらいにした催しであります。当日は、午前中に学校概要の説明、授業参観・施設見学、学校紹介ビデオの上映を行い、午後には交流及び共同学習をテーマにしたシンポジウムを開きました。

この日は、100名を超える方が学校を訪れ、見学等を終えた後には、「自閉症の子供に対する教育についてより知ることができた」「個を尊重し、一人一人に対して丁寧に向き合っている印象を受けた」「特別支援学校の日常の様子を知ることができた」などの感想が学校に寄せられました。中でも、午後に行われたシンポジウムについては、交流先である横須賀市立明浜小学校の代表児童(6年生)と担任の先生がシンポジストとして登壇し、活動に対する感想が、久里浜特別支援学校と明浜小学校の双方の児童から発表され、両校の子供たちにとってよい刺激を与えあえる交流になっていて「素晴らしい実践である」との声が寄せられました。

附属久里浜特別支援学校サイトへ