自閉症教育実践研究協議会を開催

令和元年12月6日(金)・7日(土)に、「自閉症教育実践研究協議会」を開催しました。研究テーマは、昨年度に引き続き「一人一人の課題を踏まえた各教科等の授業づくり」とし、焦点を当てる教科・領域を昨年度の音楽と自立活動から、今年度は体育(幼稚部は運動遊び)と自立活動に換えて、授業公開、授業検討会、実践報告、ポスター発表、教材教具の紹介等を行いました。

本研究協議会には、指導助言者として本学人間系教授・野呂文行先生、同体育系教授・松原豊先生、京都大学から国際高等教育院准教授・田中真介先生をお迎えし、全国から集まった約100名の教育関係者とともに、2日間にわたって熱心な協議が行われました。

会の最後には、本学名誉教授(現在、いわき短期大学特任教授)の前川久男先生に「人と人との関わり合いを通して学ぶことの大切さ」というテーマでご講演いただき、子供の行為を引き受け、お互いやりとりしていく中で「一緒に意味を創り出していく」ことの大切さを教えていただき、閉会いたしました。

附属久里浜特別支援学校サイトへ