7月19日 ANAそらぱす教室の実施

ANAによる、障害のある方への搭乗支援の一環で開発された、「そらぱす教室」が行われました。ANAスタッフが学校に出張し、利用者が空港にいかなくても、航空機の利用方法を体験できるというものです。これによって、飛行機利用についての不安を解消できる!というものです。

桐が丘では、高等部修学旅行に飛行機を利用することがあり、それがきっかけとなって第1回目の「そらぱす教室」が実施されました。

校内に、飛行機内の模型を搬入し、機内が再現されました。

生徒たちが、これまでの搭乗の経験や困ったこと、希望などについてアンケートに回答し、実演スタートです。

機内専用の樹脂製車いすへの試乗や座席への乗り移りなど1人ずつ丁寧に体験させていただきました。

参加した生徒の感想では、樹脂製車椅子のクッションの快適さや預けた車椅子の運搬方法などがあがりました。具体的な体験を通して、飛行機を利用する際の不安が減り、有意義な体験となったようでした。

こうした取り組みにより、今後、車椅子を利用している生徒たちを始め、移動に支援を活用している生徒たちが、活動の幅を広げていけるのではないかと期待しています。

 

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