共生シンポジウムが「教育に係る学長表彰」を受賞

 去る3月14日、附属学校教育局及び附属学校群(全11校)が共生社会を目指すインクルーシブ教育実践活動として、平成27年度から9年連続で行ってきた附属学校群の交流活動「共生シンポジウム」の成果が認められ、永田学長から教育に係る学長表彰を受けました。

 この活動は、「これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献することができる」共生社会の構築を目指し、普通附属学校及び特別支援学校の児童生徒の交流活動及び当事者発信を通じて、(1)児童生徒のダイバーシティ&インクルージョンに関する意識の醸成を行うとともに、(2)共生社会に関する啓発を実施することを目的として、協賛企業から寄附金を受けつつ実施しています。

 令和5年度における附属学校群の交流活動については、次のリンク先からご覧いただけます

・令和5年度附属学校群の交流及び共同学習 三浦海岸交流行事
・令和5年度附属学校群の交流及び共同学習 共生シンポジウム

 附属学校群(全11校)は多様な校種の学校により構成されており、異年齢かつ様々な障害を有する児童生徒の交流活動を実現している点は他に類を見ません。また、この活動は、児童生徒の主体性を重視しており、共生社会をテーマに据えた活動を通して、多様性を認め最大限に生かすダイバーシティ&インクルージョンを先導する人材育成につながる取り組みです。今後も先導的かつ実験的な教育研究を通じて社会に貢献すべく、その成果を展開していきます。