中学部2年 GIGA基礎指導

  視覚障害を有する生徒がICT機器を使えるようにするためには、単に機械を渡すだけではなく、支援機器の使い方を指導する時間を設ける必要があります。
 中学部では、期末試験最終日の午後、2年生を対象に、特別時間割を組み、GIGAスクール構想に基づき一人一人に貸し出された端末の使い方を学ぶ特別授業を実施しました。
 点字使用クラスでは、ブレイルメモを実際に手を動かして操作をしながら学習しました。今回は、点字文書の編集作業の一つである、文字列のコピーと貼り付けの方法を、キーの場所を確認するところから押し方まで、ゆっくり一つ一つ時間をかけて学習しました。
 墨字使用クラスでは、一人一人が自分の見やすい表示になるよう設定を調整したiPadを使って、ファイル共有の練習をしました。クラウド上の1つのファイルを全員で編集し、47都道府県の名前を力を合わせて入力しました。

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